どうも、元ゲームイラストアートディレクターのハシケン(@conteanime)です。

社会人として働いているけど、絵やイラストを描いて生きていく夢が捨てきれない!
……そんな人もいるんじゃないでしょうか?
そんなときの手段として人気なのがイラスト専門学校ですが、仕事をしてると学校利用が可能か現実的なのか…いろいろ悩みますよね。
そこで今回は10年以上絵の仕事の社員で働いた経験もふまえ、いま絵と別の仕事をしている人がイラストの仕事に進むために専門学校を利用すべきかどうか?最新の学校情報までくわしく紹介します。



しっかり戦略を立てて進めましょう!
社会人がイラストを仕事にするなら効率よく進められる手段を選ぼう!


社会人が仕事をしながらイラストを仕事をするためにどう準備を進めていけばいいのか、まずは代表的な2つの方法をおさえておきましょう。
①ひたすら独学で進める
本業の仕事を続けたまま、絵の技術を伸ばしたり自力で絵の仕事の取り方を学びながら就職・転職活動する人も少なくありません。
ただこの場合はあなた自身がやっていることが正しいのか、そもそも練習に効果があるのかなど確証ないまま進めていくことになります。



普段の仕事をしたまま絵の上達や進み方でも悩むのはしんどそうですよね💦
独学で進められるだけの技術がすでにあったり自信・確信がある人以外は、あなた一人で考えて判断する必要のない第三者ありきの手段を使った方がだいぶラクかもしれません。
②絵の仕事に就くための環境を利用する
絵やイラストに限った話じゃないですが、未経験の業界に挑もうとするとき一人きりだとうまくいかないことは多いものです。
だからこそ専門的な学校などの環境をうまく使い、就職・転職まで不安なく導いてもらうのは業界未経験の人ほど役立つことが増えるでしょう。



一人でただ悩み続けるのは夢実現の遠回りになりがち…
特に現在はイラスト関連の専門学校が全国に存在していて、絵の仕事に転職したい社会人も実際に多く利用しています。
副業ではなく本気で将来絵の仕事に転職したい人は、まず一度検討してみるといいでしょう。
イラストを仕事にするために専門校を使う利点と注意点


ここでは、イラストの仕事につくために専門を使う利点と注意点を確認しておきましょう。
専門校は就職するために有効な場ですが、既に社会人として働いているならメリットだけでなくデメリットまで考えて検討する必要があります。
注意点①一定の学費と時間が必要
学校を利用するので学費と学ぶ時間は当然必要です、また多くの場合イラスト関連の学校は2年という期間になっています。
基本的に独学のほうがお金は少なくすむでしょうが、そのぶん必要なことをすべてあなた自身で調べて技術も身につけ就職・転職活動を誰の支えもなく進めないといけません。
また社会人なら通いやすい環境か、自由なタイミングで学びやすいかという要素も重要でしょう。
どちらがコスパ的によく、あなたがイラストを仕事にできる確率はどちらが高いのか??



目標・夢をかなえるための最適な手段を選びましょう!
注意点②就職実績が高いか?
学校を利用する以上、就職実績が高いかどうかは重要です。
基本的には全国展開している学校の方が地方在住でも学びやすく、就職・転職関連の有益な情報も多く得られます。
学校の詳細情報は公式サイトや無料でもらえる案内資料で確認できるので、願書の前にまず事前の下調べが欠かせません。
利点①イラストを仕事にするためのスキル・知識がわかって身につく!
専門の学校なので、絵やイラストの仕事につくために必要な知識・技術の内容がわかって遠回りのない学習を初心者から一歩ずつ進めていけます。
今の技術にあまり自信がない、知識もあまりなく独学だけだと不安という人には特に助かる場面が多いでしょう。
利点②就職活動の情報が多く、しっかりバックアップしてくれる!
専門学校は就職するための場なので、当然就職や転職に関する情報も多くそろっています。
運営歴の長い学校には卒業生とのパイプもあるので、就職した後の実際の話などは個人で調べていてもなかなか得られない情報です。



有名じゃないけど入ってみたらすごくいい会社だった!
……なんて表に出にくい話も直接聞けますよ♫
そして専門学校は、基本的に利益を追求する営利企業です。
就職実績が翌年以降の新入生の増減にダイレクトに響くので、学校や先生も気合を入れてあなたの就職・転職をバックアップしてくれるでしょう。
独りきりで悩みながら転職先を探したり対策を考える必要がないのは、忙しい社会人にとっても相当大きなメリットとなるはずです。
利点③現役プロクリエイターの講師や、同じ目標をもった仲間と出会える!
専門は卒業生の現役クリエイターが講師をしていることも多いので、最新の業界情報も直接聞けます。講師が昔苦労したことや、やっておくべきポイントなどいろいろ教えてもらえるでしょう。
また、同じ目標を持った仲間と知り合えることも大きなメリットです。
単純に友達が増えるだけでなく、切磋琢磨しあって日々の成長にも勢いがつくでしょう。
さらに学校の友人・知人はあなたにとって将来の大切な人脈にもなるので、就職した後リストラなどあってもお互いに助け合えます。



あなたの夢をかなえるにはどこを選べば最適なのか?
幅広く情報収集して比較検討を進めていきましょう!
社会人が働きながら利用しやすいイラスト専門校はこの3つ!


イラスト関連の専門校は全国に数多くありますが、社会人が利用しやすい環境というとかなり限られます。
そこでここでは歴史が長く・全国展開していて・さらに社会人でも学びやすい環境が整っている、大人も利用しやすいことで人気の専門校を3つ紹介するので参考にしてください。
いずれも公式サイトから資料請求が無料で頼めるので、気になる所があれば複数でも取りよせて比較検討してみるといいでしょう。
バンタンゲームアカデミー
公式サイト:https://www.vantan-game.com/
バンタンは創立60年もの歴史を持つクリエイティブ分野の老舗スクールです、卒業生も20万人を超えトップ企業との連携も多いので業界の「最新」を肌で感じられるでしょう。
15~25名ほどの少人数制クラスで講師が一人ひとりの個性に寄り添った丁寧な指導をしてくれるので、イラスト初心者さんでも安心です。
また講師は全員が第一線で活躍する現役クリエイターで「プロになるには、プロに学ぶ」理念のもと、即戦力になるための最先端技術を学んでいけるでしょう。


平日昼間の一般授業だけでなく週1から学べるキャリアカレッジや通信講座もあり、イラストを副業や仕事にしたい社会人にも多く利用されています。
就職活動では通常の求人以外に講師からの紹介ルートも存在していて、講師が在籍する会社やコネクションから一般には募集していない特別な企業へのチャンスもあるのが特徴的です。
2023年卒業生のクリエイティブ分野への就職実績99.3%という圧倒的な結果も、通学するうえでの大きな安心感につながるんじゃないでしょうか?
代々木アニメーション学院


公式サイト:https://www.yoani.co.jp/
「代々木アニメーション学院」は42年の長い歴史と高い知名度をもつ、エンターテイメントに特化した超有名専門校です。
すでに12万人以上もの卒業生がいて業界各所に無数のパイプがあるので、就職活動時だけでなく働きだしたあとも人脈に助けられたり心強く感じる機会が多くあるでしょう。
アニメ・ゲーム・イラストなどエンタメ関係者と密接につながっている状況を活かし、各業界でいま求められている最新技術や設備をすぐ学び吸収できる環境が整っています。
単なる絵を描くスキルにとどまらず関連ノウハウ・デジタル技術など実践的な能力を身につけられるので、卒業後も即戦力のプロ一年生として活躍していけるはずです。
環境やカリキュラムが充実していることから絵の仕事に転職したい社会人も多く利用していて、働きながら学びやすい夜間・土日や週1コースなどが人気を集めています。
ヒューマンアカデミー
公式サイト:https://ha.athuman.com/
CMなどでもよく見る「ヒューマンアカデミー」は全国18校展開している大手専門校で、都心部のイラスト仕事情報を校内で共有できるため地方在住でも不利に働きません。
仕事の職場で役立つ実践的能力が身につけられる環境を重視していて、在学中の頑張り次第では在学デビューや早期内定もめざせます。
イラストレーターや漫画家など80名以上ものプロの現役クリエイター講師による少人数制授業が評判で、苦手部分も一人ひとりによりそった指導で克服へと導いてくれるでしょう。
インターンシップを経験した学生の7~8割がそのまま企業に就職・アルバイト採用されている実績もあるので、就活・転職活動時の不安も少なく進めていけるはずです。
また昼間の授業以外に夜間/週末講座があるだけでなく自宅で学べる『通信講座』まで整っているので、希望にあわせた利用も考えやすいでしょう。
どうしても学校が厳しいときは【イラスト講座】という代替手段も!
学校の費用が確保できなかったり働いてて通う時間が取れないなら、より安価に短期間で学べる一般向けのイラスト講座もあります。
特にコロナ禍以降は便利なオンラインや通信講座がすごく増えているので、休みの日や暇な時に自宅で学びたい人にもおすすめです。
以下では特に絵を仕事にしたい人に人気の高い講座を紹介するので、専門とあわせて参考にしてみてください。
「イラスト・マンガ総合講座」
公式サイト:https://human-yakan.com/
専門学校でも紹介したヒューマンアカデミーが一般向けに運営している『イラスト・マンガ総合講座』では、絵の基礎からクリスタ操作・キャラデザ・背景…など多彩なスキルをコースで選んで学べます。
通いもありますが、最近は便利なオンラインや動画講座が人気です。
受講形式を選べるので、仕事や家事・育児で忙しい人でもスキマ時間に自分のペースでイラストや漫画の技術を伸ばしていけます。


豊富な教材は受講終了後も手元に残り何度も復習できるので、苦手部分もしっかり克服できます。
質問は講師に直接聞ける以外に24時間対応チャットまで整っているので夜中に一人で描いてて悩んでもすぐ疑問を解消して進められるでしょう、専門ほどとはいかないまでも絵のキャリアサポートもあって安心です。
2年通う専門より短期間で費用も学校の2割程度ですむので、時間やお金をおさえコスパよく上達したい人の最適な代替手段になるはずです。
働いている社会人が専門学校を選ぶ3つのポイント


専門学校を検討する際、特に働いている社会人なら調べる際に意識してほしい点がいくつかあります。



後悔しないためにもポイントをおさえておきましょう!
①社会人が利用できる場か?
そもそもの話ですが、社会人の受け入れがない専門学校だとさすがにどうにもなりません。
案内資料や公式サイトの確認時に、必ず社会人への対応をチェックしておきましょう。
②通う・学ぶことがしやすい環境か?
仕事をしている社会人が働きながら絵やイラストの技術・知識を学ぶなら、【通いやすさ】【学びやすさ】は特に重要です。
📌全国展開して校舎も多くありそうか?
📌平日以外に土日や夜間の教室もあるか?
📌休日のみで学べるプランもあるか?
📌自宅で学べる通信講座やオンラインもあるか?
大体この辺りを確認しておけば、社会人でもムリなく利用しやすいはずです。



そうでない環境だと特に社会人は続かない傾向があるので注意してください!
③就職実績は高いか、サポートは充実してるか?
仕事に就くために専門を利用するなら、就職しやすい学校かどうかのチェックも当然欠かせません。
📌就職実績は高いか?
📌学校の運営歴が長く卒業生からの情報も多く集まりそうか?
📌就職・転職するためのサポートはありそうか?
この辺は公式サイトだけではなく無料でもらえる案内資料でくわしく確認できることが多いので、気になる専門があったら遠慮せず資料請求して確認してみてください。
また学校は最初から一つに決め打ちするよりも、複数の資料を取りよせて比較検討した方がよりあなたに合う場が見つけやすいでしょう。
独学にこだわらず、イラスト専門学校を積極的に利用すべき社会人の特徴





イラストを仕事にするために、専門学校を利用した方がいいのはどんな人でしょう?
そもそも独学でなんとかなるなら、専門に行く必要はありません。仕事をしながら暇を見つけてイラストをどんどん描き、SNSや投稿サイトで発信していけばきっかけをつかむこともできるでしょう。
でも普段の仕事もあるなか一人でそこまでやりきる自信がない人は、最初から専門学校といった環境に属して必要な技術や知識を身につけ背中を押してもらうことは非常に有効です。
学ぶための環境はスキルの世界で成長する上で重要な要素です、独学だけで自信がないときは積極的に検討してみてください。
まとめ


働きながら絵の仕事への情熱もあきらめたくないなら、今の仕事と両立して進めるポジティブな姿勢がカギになります。



あなたの状況にあった最適な手段で夢を実現しましょう!
★もっと専門学校のくわしい情報が知りたいときは、イラストレーター専門学校おすすめ15選!絵を仕事にする近道はどこだ?が参考になります。