どうも、元ゲームイラストアートディレクターのハシケン(@conteanime)です。

想像してみて下さい、もしあなたが『絵を描く仕事』についたらどんな未来がまってると思いますか?
今回はそんな夢が現実になるかもしれない絵を描く仕事につくコツについて、10年以上絵の仕事で勤めた立場から絵の仕事の種類から実際に働く方法まで業界目線もまじえくわしく紹介します。



自分は30歳前で絵を描く仕事に転職して人生が大きく変わりました、あなたも大好きなことを一生の仕事にしてみませんか!?
絵の仕事がしたいなら「フリー」「会社員」2つの道がある、どっちを選ぶ?


現在絵やイラストに関する仕事で働こうとすると、2つの方向性があります。
1、フリーランスとして働く
2、社員イラストレーターで働く
どちらに進むかは自由ですがもしあなたが安定した生活や収入を得ながら描いていきたいなら、おすすめは断然2つめの社員イラストレーターとして絵を描く仕事をする道です。
いきなりフリーランスがおすすめできない4つのワケ



いつか独立してフリーになりたいと思うのはともかく、仕事経験が少ない状態でフリーになると次の理由からキツくなる確率が高いんです!
📌仕事をもらえる人脈をもってない……
📌業界の常識や仕事の相場がわからない……
📌自ら仕事を取る手段を持ってない……
📌上手い人に技術を教わる場や機会がない……
それよりも最初にまず会社に属した絵描きとして数年働いておけば、
📌友人・仲間など将来の人脈が自然と得られる!
📌イラスト業界の常識や報酬相場が日々の業務で理解できる!
📌外注での仕事のとり方やコツがつかめる!
📌上手な先輩から技術やコツを現場でタダで学べる!
これらのメリットを得ながら給与をもらいつつ絵もレベルアップできるので、将来フリーになる道のりとしてもはるかに安全で効率的です。
そもそも絵を描く仕事に就きたいからってあなたの大切な人生でわざわざリスクを取る必要なんてありません、正しく進めば難易度を下げられる手順はきちんとあります。
一歩ずつ経験を積んで進めた方がのちのちラクなので、経験ない状態からいきなりフリーをめざすことはぜひ慎重に考えてください。



では絵の仕事の会社に入るにはどう進めればいいのでしょう?
絵を描く仕事の社員になろうと思ったら、あなたの年齢や状況・スキルに合った適切な手段を使うことが重要です。



次章からそれぞれまとめるので、あなたに合う方を参考にしてください!
①学生やイラストスキル・知識にまだ自信がない未経験の人は「専門学校」で効率よく進めよう!





ご存知のように今は絵やイラスト・漫画など学べる専門の学校が全国各地にあります!
イラスト関連の企業も専門学校から何名採用するというのは毎年一定数確保している枠なんで、絵を仕事にするために高い就職率の専門校に行くのは実は最も手堅い手段なんです。
▼専門の注意点
・学費や時間が必要
・やる気のない同級生に巻き込まれない
学校なので学費や学ぶための時間は当然いりますが、逆にそのぶん仕事で必要なことを事前に身につけておけるメリットへつながります。
またイラスト系の専門はなんとなく入学する生徒もいるので、マイナスの雰囲気にのまれず目的を見失わない精神力や目的意識も重要です。



絵を描く仕事に就いた将来のあなたの姿をイメージしながら、日々の課題に取り組んでいきましょう!
▼専門の利点
・絵の仕事に必要なスキル/知識を一通り学べる
・同じ夢をもった友人と出会える
・就職活動を学校がサポートしてくれる
学校に入ればあなたが将来やりたい絵の仕事をするために必要な技術が何でどう学べばいいか、範囲が明確になり順序よく進めて成長できます。悩んでもすぐ相談できる環境は、独学にはない圧倒的な安心感です。
また将来の人脈にもなる友人と学生生活で自然に出会えます、卒業後に様々な会社に分かれておけばいつかリストラにあった時でも助けあえるでしょう。
さらに専門はあくまでも進みたい分野の仕事につくことを目的とした場です、就職率が学校の運営にも影響するので先生たちもあなたを必死で就職させようとしてくれます。
あなたも絵を描く仕事に就くための技術をきちんと習得したいなら、まずはイラスト業界への就職実績が高い学校を調べることから始めてみましょう。
以下ではそんな専門校をいくつか紹介しておきます、どこも公式サイトから案内資料が無料で請求できるので気になるところがあれば気楽に取り寄せて比較検討してみてください。
バンタンゲームアカデミー
公式サイト:https://www.vantan-game.com/
バンタンは創立60年もの歴史を持つクリエイティブ分野の老舗スクールです、卒業生も20万人を超えトップ企業との連携も多いので業界の「最新」を肌で感じられるでしょう。
15~25名ほどの少人数制クラスで講師が一人ひとりの個性に寄り添った丁寧な指導をしてくれるので、イラスト初心者さんでも安心です。
また講師は全員が第一線で活躍する現役クリエイターで「プロになるには、プロに学ぶ」理念のもと、即戦力になるための最先端技術を学んでいけるでしょう。


平日昼間の一般授業だけでなく週1から学べるキャリアカレッジや通信講座もあり、イラストを副業や仕事にしたい社会人にも多く利用されています。
就職活動では通常の求人以外に講師からの紹介ルートも存在していて、講師が在籍する会社やコネクションから一般には募集していない特別な企業へのチャンスもあるのが特徴的です。
2023年卒業生のクリエイティブ分野への就職実績99.3%という圧倒的な結果も、通学するうえでの大きな安心感につながるんじゃないでしょうか?
代々木アニメーション学院


公式サイト:https://www.yoani.co.jp/
「代々木アニメーション学院」は42年の長い歴史と高い知名度をもつ、エンターテイメントに特化した超有名専門校です。
すでに12万人以上もの卒業生がいて業界各所に無数のパイプがあるので、就職活動時だけでなく働きだしたあとも人脈に助けられたり心強く感じる機会が多くあるでしょう。
アニメ・ゲーム・イラストなどエンタメ関係者と密接につながっている状況を活かし、各業界でいま求められている最新技術や設備をすぐ学び吸収できる環境が整っています。
単なる絵を描くスキルにとどまらず関連ノウハウ・デジタル技術など実践的な能力を身につけられるので、卒業後も即戦力のプロ一年生として活躍していけるはずです。
環境やカリキュラムが充実していることから絵の仕事に転職したい社会人も多く利用していて、働きながら学びやすい夜間・土日や週1コースなどが人気を集めています。
ヒューマンアカデミー
公式サイト:https://ha.athuman.com/
CMなどでもよく見る「ヒューマンアカデミー」は全国18校展開している大手専門校で、都心部のイラスト仕事情報を校内で共有できるため地方在住でも不利に働きません。
仕事の職場で役立つ実践的能力が身につけられる環境を重視していて、在学中の頑張り次第では在学デビューや早期内定もめざせます。
イラストレーターや漫画家など80名以上ものプロの現役クリエイター講師による少人数制授業が評判で、苦手部分も一人ひとりによりそった指導で克服へと導いてくれるでしょう。
インターンシップを経験した学生の7~8割がそのまま企業に就職・アルバイト採用されている実績もあるので、就活・転職活動時の不安も少なく進めていけるはずです。
また昼間の授業以外に夜間/週末講座があるだけでなく自宅で学べる『通信講座』まで整っているので、希望にあわせた利用も考えやすいでしょう。
②技術・経験・実績に自信があって今すぐ絵の仕事につきたいなら「転職相談」という手も?


「転職相談」とは、登録することであなたに合いそうな会社をエージェントが探して紹介してくれるサービスです。
こちらのスキルや希望をふまえて代わりに動いてくれるので、他の仕事で忙しい人でもムリせず希望の転職先を探せます。


……ただしイラスト系の転職相談は未経験だと正直厳しいので、実績や経験がなければ先に学校や講座でしっかりレベルアップしたうえで就職・転職サポートを相談した方が無難でしょう。



まずは専門や講座などで着実に技術を高めていきましょう!
あらためて確認! 絵の仕事には15以上もの種類がある、あなたの進みたい方向はどれ?


絵の仕事と一言でいっても、細かく見ると非常に多くの種類があります。
①イラストレーター
②挿絵イラスト制作
③漫画家
④アニメーター
⑤絵コンテライター
⑥2D・3DCGデザイナー
⑦キャラクターデザイン
⑧デザイン系
⑨グラフィックデザイナー
⑩ファッションデザイナー
⑪Webデザイナー
⑫画家
⑬美術教師・講師
⑭絵本作家
⑮アートディレクター



進みたい方向性が既にはっきりしてるならいいですが、まだ決まってないならまずは広く情報を集めてやりたいことを明確にしましょう!
絵の仕事の種類①イラストレーター(ゲームイラスト等)
スマホゲームを中心に現在最も勢いと需要のある仕事でしょう、仕事数は多いですがなり手も多いので生き残りは激化しています。
フリーの外部イラストレーターとして描けば一枚単価(2~5万円前後)の報酬で、会社に勤めるなら一般的なサラリーマン的収入となります。
絵の仕事の種類②挿絵イラスト制作(ラノベ、絵本、児童書等)
名前が表に出るのであこがれる人も多いですが、金銭的に高い仕事ばかりではありません。他の仕事をベースに並行して進めるケースが多いでしょう。
媒体によって収入は全く変わります。一点数万円から、1冊売れたら6~8%が印税として入る・・・などさまざまです。
絵の仕事の種類③漫画家(雑誌連載、広告、YouTubeなど動画素材作成等)
かつては雑誌に連載漫画を持って初めて認められるような狭き門でしたが、現在はホームページ・広告・SNSなど様々な媒体で仕事の範囲が広まっています。
連載の場合は、やはり漫画賞に応募して足がかりを掴むことが多いでしょう。
単行本が出せたら1冊8~10%ほどの印税収入が得られて大きな金額にも繋がりますが、それ以外は基本的に原稿料1枚(or一話)5千~2万円あたりの報酬が多いです。
絵の仕事の種類④アニメーター(原画動画等)
アニメの動画は一枚の単価が安く(200円前半程度)激務のため、ブラックな働き方として取り上げられることが多いのが実情です。
特に動画の新人はフルに働いても月収10万に満たない場合さえあります。ただ、原画になるとフリーで20~30万円/月稼ぐ人が多いです。



作画監督、演出、監督など立場によって仕事内容や報酬は大きく変わります
仕事や収入がきついぶん画力は非常に磨かれる環境になります。アニメの道に進みたいなら基本は専門学校か、直接アニメーションの会社の門をたたくパターンでしょう。
絵の仕事の種類⑤絵コンテライター(アニメ、CM、ゲームや遊技機等)
アニメの設計図とも言える絵コンテですが、テレビCMなどの原案として作成する仕事もあります。
広告会社の発注で描いたり、ゲーム会社や遊技機業界でムービー・演出用絵コンテを描く場合もあり作業環境は幅広いです。
フリーなら1シーンかコンテ用紙1枚いくらという値段設定が多く、社員なら普通の給与額が相場です。映像的センスも重要視されます。
絵の仕事の種類⑥2D・3DCGデザイナー(ゲーム、アニメ、映画等)
絵を描くだけでなく、CGと絵を組み合わせて使うことが多い仕事です。
ただ3Dの方が最近は活躍の場を広げていて、収入的にも2Dより3Dの方が年収にして100万以上は高くなるでしょう。
多くの場合、専門学校で知識や技術を学んでメーカーに入る形です。キャリアアップのため、あえて会社を渡り歩く人もいます。
絵の仕事の種類⑦キャラクターデザイン(各種イラスト、ゲーム、グッズ関連等)
アニメ・ゲーム・グッズなど、様々な分野にキャラクターデザインの仕事はあります。
ただどれもなんらかの業務の一部という形が多く、最初からキャラクターデザインだけやり続けられる環境はそこまで多くありません。収入的にも大本の仕事に依存することが一般的です。
大きな実績を積んで独立し専門的にキャラクターデザインをやる人もいますが、その場合でもイラスト・デザイン系の会社がベースになるでしょう。
絵の仕事の種類⑧デザイン系
いわゆるデザイナーとして仕事をしていく中で絵を描く状況も生じます。
ただあくまでもデザインありきなので絵だけ描いていきたい人には向きません、絵もデザインもどちらもやりたい場合のみ目指しましょう。
収入を大きく上げる手段としては正社員にこだわるよりも将来的に独立して、自分のデザイン会社を立ち上げる方法が一般的でしょう。
絵の仕事の種類⑨グラフィックデザイナー(印刷物など)
雑誌や広告、あるいは商品のパッケージ等の構成やデザインを行う仕事です。その中で必要に応じて絵を描くこともありますが、メインの作業ではありません。
社内・対外的なコミュニケーション能力も必要なので、苦手な場合は無理して目指さないほうがいいでしょう。
絵の仕事の種類⑩ファッションデザイナー
服のデザインをする際に、イメージイラストを描く仕事もあります。アナログでさらさら描く人もいれば、ソフトを使ってデジタル処理する人も最近は増えています。
会社で雇用されたデザイナーとして働く場合は一般的な収入ですが、外部のデザイナーとして仕事を受ける場合は高単価の仕事もあります。
かつては自分のブランドを確立することで報酬を伸ばす人もいましたが、現在そこまでの人は多くないでしょう。
絵の仕事の種類⑪Webデザイナー
ホームページや企業の公式サイトなどのデザイン制作を行います。
必要に応じて絵なども用意しますが、社内のイラストレーターに頼んだり素材を使うことが多いでしょう。
絵がメインの業務ではなく、あくまでもサイト作成に興味がある場合だけ目指してください。ただ仕事の需要は多いので、仕事も引く手あまたです。
★人気のWebデザインスクールを探したいときは、コスパよくお得に学ぶ!女性限定Webデザインスクール比較BEST3を参照して下さい。
絵の仕事の種類⑫画家
画家は他の仕事と違って依頼を受けて絵を描く状況は少なく、自分で描いた絵に価値が出るかどうかの世界です。
売れない人は全く売れず、売れてる人はやたら売れる・・・という両極端な仕事になります。
多くの場合、芸大や美大などを経て技術を磨いて描いていく形になるでしょう。個展などを重ねて、スポンサーを得てからが勝負とも言えます。
絵の仕事の種類⑬美術教師・講師
教師になる場合は、大学で教員免許を取得します。
講師には必ずしも免許は必要ではないですが、絵に関する実績はあったほうが説得力も違ってきます。
学校の正式な教師なら収入は安定しますが、多くの講師は1コマいくらという報酬なのでコマ数を増やしていかないと生活は大変です。他の仕事も合わせてやる人が多いでしょう。
絵の仕事の種類⑭絵本作家
絵本の挿絵を描いたり、お話自体を自分で考える人もいます。基本的には印税契約なので1冊売れて数%を得る形になるでしょう。
売れれば数年に渡って印税が入り続ける状況もありますが、多く出版される本の中で目立つのはそう甘くありません。
絵の仕事の種類⑮アートディレクター(監修・発注、管理修正等)
イラストレーターなどに発注される仕事の裏には、監修したり修正指示を出す人もいます。そのような立場をアートディレクターといい、ゲームの世界などで多く活躍しています。
自分自身で絵を描くこともできますが、多くの場合は他の人に描かせて正しい方向に導くことが業務となります。



ちなみに自分は絵を描く仕事からスタートして、最終的にスマホゲームのイラストアートディレクターとして会社業務を終えました!(独立10年目w
まとめ





もしこの先絵の仕事探しでつらくなったら、描き始めた時のことをぜひ思い出してみてください!
わからないことを独学でやってるとムダに時間ばかりかかって、遠回りになったり結局間違うことが多くなかったですか?
なんでもかんでも1人きりで何とかしようとする必要はありません、頼れるところは学校や講座・転職相談などの手段もうまく利用しましょう。



絵を描く仕事は大変なことも多いですが、大きなやりがいのある世界です。
大好きなことで働いていけるよう頑張ってください!
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