どうも、元ゲームイラストアートディレクターのハシケン(@conteanime)です。
デジタルで絵を描きたいと思っても、パソコンやペンタブ…などどんな道具をそろえたらいいか悩みませんか?💦
デジタルでやりたいことに最適な機材を選べると、デジタルお絵描きがストレスなく進めていけます。
そこで今回は長年絵の仕事をしてきた立場もふまえて、デジタルで絵を描くときに必要な道具の選び方や最新情報まで詳しく紹介します。
あなたにピッタリの機材を一緒に見つけましょう!
2024年最新!デジタルイラストお絵描き環境3選
現在デジタルでイラストやマンガを描くときは、次のような3種類の組み合わせで描くことが多くなってます!
家の決まった机で描きたい⇒デスクトップPC+ペンタブ(板タブor液タブ)+ペイントソフト
家&出先で、基本的に机で描きたい⇒ノートPC+ペンタブ(板タブor液タブ)+ペイントソフト
持ち運んだり寝っ転がったり自由に描きたい⇒iPadなどのタブレット(orスマホ)+タッチペン+アプリ
あなたが絵を描きたい状況や予算によっても、用意できる機材はまったく変わります。
次章からは選ぶポイントやおすすめ機材を紹介するので、あなたの好みや方向性に合わせて検討して下さい!
①パソコン
絵に使うPCのスペックでもっとも気をつけたいのは、CPUとメモリです。
描きたい絵によってもパソコンのスペックは変わりますが、性能が高い方が絵を描く作業効率も基本的に上がると考えてください
PCのスペックが低く動作がもたつくと絵を描く上で相当なストレスになるため、予算の許す限りいいパソコンを用意しておけば描いててイライラせずにすみます。
ちなみにデスクトップかノートかという選択は、持ち運ぶかその必要がないかで選べばいいでしょう。
ただし基本的にモニターは大きいほうが絵を描きやすいので、家で描くならノートPCよりもデスクトップの方がおすすめです。
ちなみに平均的に絵が描けるパソコンスペックはこのくらいなので、参考にしてください♫
モニター・・・フルHD(1980✕1080)以上
CPU・・・intel core i5以上
メモリ・・・8GB以上
ストレージ・・・SSD200GB以上(HDDなら1TBが最近の標準)
グラフィックボード・・・無いよりあったほうが3D操作など快適に
★パソコンの最新機種情報など詳しく知りたいときは、イラストや絵を描くパソコン機種&スペックまとめを参照して下さい。
②ペンタブレット(板タブ・液タブ)
ペンタブレットはデジタルで絵を描くための鉛筆とノート的な道具で、「ペンタブ」と略すのが一般的です。
ペンタブで圧倒的シェアを誇るWACOM社製の商品で予算に合うものを買えば、基本的には問題ありません
ペンタブには板状のものに描く「板タブ」と、液晶画面に直接描き込める「液タブ」の2種類があります。
板タブは安いですが慣れるまで少し時間がかかります、液タブはアナログ感覚で描けるので慣れは早いですが液晶のぶん費用は高くなります。
🔻板タブの安価商品の例
🔻板タブの高価商品(プロ仕様)の例
🔻液タブの安価商品の例 ※海外製の人気ブランド
🔻板タブの高価商品(プロ仕様)の例
ゼロから始めるなら慣れやすい液タブでいいと思いますが、お手頃価格で使える板タブも根強い人気があります!
③タブレット+タッチペン
タブレットは画面に直接タッチペンで描きこめるため液タブと同じ描き方ができ、さらに液タブよりスペース的にもコンパクトなので最近非常に人気です。
もしタブレットを使いたいならおすすめはやはり最新のiPad でしょう、サイズや発売時期でいくつかの種類があります。
🔻最新iPadの例
🔻その他のタブレットの例
またiPadを購入する場合、絶対はずせないのが専用タッチペンのApple Pencilです。
iPadにあえてほかのタッチペンを組み合わせるのは描き心地からも非常にもったいないので、必ずApple Pencilを選んで下さい!
④ペイントソフト(アプリ)
今は絵を描くためのさまざまなソフトやアプリがありますが、これからしっかりデジタルで絵を描いていきたいなら初めから有料&優良ソフトの購入をおすすめします。
初心者だからって無料で始めることはおすすめしません!
安いせいでデジタルならではの便利機能が制限されてたり、わからなくて調べても回答が見つからないことが増えがちです💦
逆に多くの人が使ってるメジャーなソフトは多くの人が使っているため、購入後に操作に悩んでも検索ですぐ回答が見つかります。突然アプリがなくなることもないので、じっくり覚えていけるでしょう。
絵を描くソフトの中で現在最もシェアが大きく人気なのは、やはりセルシス社の「クリップスタジオペイント(CLIP STUDIO PAINT)」=通称クリスタです。
クリスタはデジタル絵を描き始める人の多くが実際に選んでいるソフトで、機能も豊富でコスパもよく安心です。さらにパソコン版ソフト、タブレット版アプリ、スマホ版アプリとすべて揃っています。
クリスタは値段と機能の異なる2種類のソフトがありますが、デジタルの初心者さんだったりイラストだけに使うつもりなら廉価版の『CLIP STUDIO PAINT PRO(プロ)』で大丈夫です。
逆にイラストだけでなくマンガやアニメもガッツリやりたい、機能をフルに使いたい人は『CLIP STUDIO PAINT EX(イーエックス)』にしておきましょう。
ちなみにクリスタは公式サイトのダウンロード版が最も安く、Amazonなどのパッケージ版はマニュアル付きとはいえPROもEXもだいぶ割高になります。
クリスタの使い方はネットやYouTubeで探せばいくらでもでてくるので、基本は公式サイトのダウンロード版購入がコスパ最強です!
早くデジタルに慣れて自由に描きたいなら効率いい手段も使ってみよう!
デジタルが上達するために多くの人が本やYouTubeなどを参考に頑張りますが、自己判断だと正しい練習かよくわからず上達できない状況に陥りがちです💧
結論を言ってしまうと、実は絵やデジタルが早くうまくなりたいなら絵の描ける人から直接教わることが圧倒的に近道なんです。
回り道せず少しでも早く上達したいなら、悩んだときに質問しやすい「イラスト講座」を使ってみるとひとりでやみくもに進めるよりかなりスムーズに成長していけるでしょう。
以下ではデジタル初心者さんからイラストを仕事にしたい中級者まで使いやすい講座をいくつか紹介しておくので、上達できず困ったら参考にしてみて下さい。
イラスト・マンガ総合講座
公式サイト:https://human-yakan.com/
大手専門校ヒューマンアカデミーが一般向けに運営している『イラスト・マンガ総合講座』は講師による講義や添削で学べるので、独学のような不安もなく絵の実力アップをめざせます。
通いもありますが、コロナ禍移行は便利なオンラインや動画講座が特に人気です。受講者のタイミングで利用しやすいので、仕事や家事で忙しい人でもスキマ時間に自由なペースでイラストの技術を伸ばしていけるでしょう。
質問は講師に聞く以外に24時間対応チャットまであり、真夜中に一人で描いてて悩んでもすぐ疑問を解消できます。豊富な教材は受講後も手元に残るので復習しやすく、苦手部分もきちんと克服していけるでしょう。
絵の基本からデジタル・キャラデザ…と絵を描いて楽しむ技術や知識をこれほど幅広く身につけられる講座は他にそうありません。ムダに遠回りせず、早く上手くなりたい人には特におすすめです。
デジ絵ワークショップ動画講座
公式サイト:https://cm.clipstudio/video-course
『デジ絵ワークショップ』はクリスタの操作とデジタル絵の基本「アニメ塗り」がわかる【デビュー編】、さらにクリスタの特殊機能が使える【レベルアップ編】で構成された動画講座です。
購入者だけ視聴できるYouTubeの限定公開というシステムにより、多くの人が普段から見慣れているYouTubeの画面でそのまま受講できます。
内容がわからないときは動画ごとのコメント欄に書き込めば直接回答が届くので悩んで手が止まることも少ないでしょう、受講者の年代が30~70歳以上と幅広いのも特徴的です。
支払いは初回購入時のみで視聴も無制限なので、受講期限にあせることなくあなたのペースでじっくり学んでいけます。
今すぐクリスタを覚えて「早くデジタルで自由に絵を描きたい」人にちょうどいい、使い勝手のいい講座です。
まとめ
デジタル機材は絵を描くための、いってしまえばただのツールです。
いかに早く慣れて使い倒すかです、そして慣れ以上にデジタル習得の近道はありません。
道具を買ったらまずはひたすら手を動かして描いていきましょう、自由に操作できるようになればあとはこっちのもんです!
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